家族みんなでご飯を食べた、あのお店。
誰かを思いながら探した、プレゼント。
「いいモノ」や「いいコト」は
その瞬間の思い出とともに、
人々を惹きつけるものだと思います。
ここは十勝・帯広。
豊かな自然と美味しい食、
暮らしやすい環境が整う場所です。
おひとりで、家族で、大切な人と
上質でうれしい十勝にもっと出逢えるように。
藤丸は、新たな商業施設へと生まれ変わります。
新たな藤丸ができるその日まで、
この藤丸パークが
人々と藤丸をつなぐ場所になります。
旧藤丸の資金不足が深刻化し、倒産が迫る状況下で、旧藤丸の経営陣と資金面でサポートしていた帯広信用金庫から株式会社そらに相談が入る。
もし藤丸が消滅してしまえば、突然の雇用喪失、テナント事業者の撤退、建物の廃墟化など地域経済や帯広中心市街地への影響は甚大であると考え、商業施設開発のノウハウは持ち合わせてないが株式会社そら(代表取締役CEO 米田健史)が藤丸の再建に向けて支援することを決める。
帯広日産自動車株式会社の持ち株会社「村松ホールディングス株式会社」と株式会社そらによる新会社「藤丸株式会社」を設立。
地域での信頼が厚く、帯広日産自動車の再建を成功させた村松一樹氏が代表取締役社長兼CEOに就任。後に、株式会社そらは私的整理やスポンサー業務に集中するため、村松ホールディングス株式会社が「藤丸株式会社」の株を100%引き継ぐ。
たくさんのお客様に見送られながら、1月31日に旧藤丸閉店。従業員への退職金支払いや取引先への支払いは、株式会社そらが完遂した。
地元出身でまちづくりや空間デザインのプロフェッショナルである山川知恵氏をチームに加え、新藤丸の本格的な再建プラン構想が始まる。
法的整理では長期間にわたって建物が放置されてしまうため、「私的整理」を選択。関係者全員が納得する形での解決を実現。
既存建物の「解体・建て直し」計画を正式に発表。「上質でうれしい十勝と出逢える」というコンセプトを掲げ、複合商業施設として2030年の開業を目指す。
「藤丸」という街中の灯を消してはいけないという想いから、2030年に新藤丸が開業するまでの5年間限定の仮設商業施設として「藤丸パーク」を開業。地域の交流拠点と、地元の食材を使った飲食店や物販店、定期的なマルシェや音楽フェスなど、多彩なイベントを予定ししている。